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イエローナイフってどんなところ? -オーロラ情報局-

イエローナイフの基本情報、成り立ち、文化などの紹介ページです。
事実の羅列だけでは面白くないので、解説やエッセイをつけています。
また、長くなる項目はコラムなど、別ページに移動して、読めるようにしてあります。

イエローナイフの面白いところ

最初に、トリビアを載せてみました。解説は基本情報の後や別ページで。

  • ダウンタウンの真上を航空機が飛ぶ。
  • いつも街は超人手不足。
  • 住人にとって、日本は意外に近い国。
  • 実は、大卒者の比率の一番高い都市。
  • 世帯収入はカナダ2位。
  • 子供が多い
  • 空港はこの地域のハブ
  • 結構な他民族都市

イエローナイフ基本情報

  • 位置: 北緯62度26分32秒/西経114度23分51秒
  • 標高: 206m
  • 気候: 亜寒帯湿潤気候
     夏季平均気温:+21.1℃(7月)/ 最高気温:+32.5℃(7月)
     冬季平均気温:-30.9℃(1月)/ 最低気温:-51.2℃(1月&2月)
  • 人口: 18,700人(2006年国勢調査)
  • 主な産業: 鉱業、行政、運輸、通信、観光など
  • 時間帯: 山岳標準時(カルガリー、エドモントン、バンフと同じ)
     日本時間から4引いて、昼夜を逆にする(=半日戻す)とイエローナイフの時間
  • サマータイム: あり(日本時間から3を引く)
  • 主要空港:イエローナイフ空港(YZF)

名前の由来は?

本来このあたりに住んでいた先住民「イエローナイフ族」より。
白人の探検隊が到達した頃、この地に住む先住民(ドグリブ語族)は黄銅製の刃物を使っていたことにより、イエローナイフ族と呼ぶようになりました。本人たちが自分たちのことを本当はなんと呼んでいたか???実は、良く分かっていないです。

イエローナイフの大雑把な歴史

  • 先住民の交易拠点
    グレートスレイブ湖畔で波の穏やかなのこの地域は、ドグリブ語族の先住民が住む地域と言うだけでなく、水運の良さから交易の拠点になっていたようです。
    記録が実在するのは白人の探索隊が到達した1850年代からで、水運が良かったことから後に交易所を設置。ヨーロッパ向け毛皮製品の集積拠点となりました。
  • ゴールドラッシュで発展
    その後、ここがカナダの「町」として発展しだすのは1930年代。
    ユーコンと同様に金鉱脈が発見されたことがきっかけで集落は成長。
    1940年までには、現在のオールドタウンで、レストランやホテ/ル、銀行、学校など建物が建ち、人口1000人程になりました。

    その後のイエローナイフは、鉱山とともに歩んできました。
    町の近くで鉱床が発見するたびに、鉱山の規模が大きくなるのに比例して町も大きくなり、さらに今度は遠くの鉱山が開発されたので、そこへ物資を供給する設備を街に作り・・・という発展を繰り返します。
  • ダイヤモンドの北米首都
    その後、鉱山のの枯渇と金相場の下落により一時的に経済が停滞しましたが、1981年にダイヤモンド鉱床が発見。その後も鉱脈は次々に見つかり、経済は復活。さらに街が大きくなりました。
    2010年現在、ノースウェスト準州の州都で、人口は約20000人。

    イエローナイフ市は自分の街に「ダイヤモンドの北米首都」と、街の規模に似合わず非常に大きく出た愛称を付けました。
    しかし、この地域で運営されているダイヤモンド鉱山は3つ。その3鉱山の産出量で、世界3位のダイヤ産出国になっています。

どんな街?

  • 森と湖の町
    真冬ばかり紹介されてしまうのですが、ほかのカナダの地域に負けず、イエローナイフも森と湖に囲まれた、自然の多い街です。

    日本では「オーロラの街」として厳冬期の映像ばかり案内されるので、夏に来ると緑の多さに意外に思う人が多いです。
    また、主要産業は鉱業ですが、現在は鉱山本体は街に隣接していないので、中心街は各会社のオフィスが並ぶビル街になっています。もちろん規模は小さいですが、人口2万の街としては、かなり大きな建物が増えてきました。
  • 街の周辺
    それから、街のあちこちに大きな湖と森があり、それを包むように街は広がってきています。そのために湖畔散策道も整備され、「湖を一周5キロ」といったコースもあります。
    カナダの人は運動好きの人が多いので、通勤時間の散策道はたくさん通勤者が歩いています。
  • 夏のグレーとスレイブレイク
    そして、街は「グレートスレイブ湖大きさは(四国の1.4倍)」という大きな湖に面しています。そのためにマリンスポーツも盛んで、カヤックやカヌーを持っている人は多いですし、さらに大きなヨットやクルーザーを持っている人も結構います。
    また、水上飛行機もたくさんとまっていて、「ヨットの航行する向こうに飛行艇が着水」などという光景が見られます。
  • 湖が全氷結する冬
    冬の場合、真冬は水場の全てが凍ります。氷は1メートル近くになりますから、街の人にとっては遊び場が広がることになります。
    クロスカントリーや犬の散歩をする人がいれば、スノーモービルでドライブする人も多いです。
    氷の耐久度は湖の上を滑走路にしているほどで、冬は氷の上からプロペラ機が離発着するのを眺められます。

主要産業

上記の通りこの街の主要産業は、ダイヤモンドを中心とした鉱山業と、それを支援する運輸や通信業がダントツ。それと州都なので、行政関連が主要な産業です。
そのほかに、オーロラやハンティングなどの観光業が少しあります。

それと近年は、冷戦後に縮小していた軍事関連が少し回復してきました。
カナダ軍北部方面隊の司令部になっています。

何をしているの?

カナダの人からも「ものすごい僻地」と思われているイエローナイフ・ノースウェスト準州ですが、ここに住んでいるカナダ人にとってこの街・地域とは「10年単位で滞在する出稼ぎの街」と考えられています。

理由は当然所得が高いから。鉱山業も僻地の行政関連も給料の良い仕事です。
そのために、10年20年単位でここで働き、子供が独立するころに退職して、カナダ南部や自分の住みたかった国に移住していくのがひとつのパターンになっています。
ですから、この街の人たちはリッチな人が多いです。

住宅街を散策する機会があったら、各お家をよく観察してみてください。
ここの一般住宅には

  • 衛星通信アンテナ(300チャンネルぐらいある)
  • カヌー、ボート、クルーザー
  • スノーモービル
  • キャンピングトレーラー
  • ATV(4輪バギー)

などを置いている住宅がザラにあります。
つまり、これらに関連した趣味を持っている人が多いです。

また、日本に比べると休暇も長く取れるので、夏は2~3週間の休暇を南の地域で過ごす人も多いです。特に、祭日で3連休になる週末は、街の人出が減ることもあります。

街と準州の観光業について

イエローナイフとノースウェスト準州の「観光業」を大雑把に分けて、優先順位をつけると以前はこんな感じでした。

  • ハンティング
  • アウトドア・アクティビティ
  • バケーション(キャンプやロッジ)
  • オーロラ

このように、オーロラの重要度はあまり高くなかったんです。
ですが、ここ数年で状況が少し変わってきました。ここ数年はハンティングが減り、オーロラの注目度が上がり始めています。

イエローナイフでオーロラの観光が始まってから20年ぐらいになりますが、オーロラの観光客が来るようになり、オーロラに対する街の人たちの認識がずいぶん変わりました。
詳しくは別項を参照してください。

どうやって行くの?

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